セキュリティの観点からもレンタルサーバ、AWS、GCP から払い出せれたデータベースの初期パスワードは変更しておいた方が望ましいです。
ただ、正しいやり方をせず、phpMyAdmin で MySQL のパスワードだけ変更すると、サイトが表示されなくなります。
さらに、WordPress ダッシュボード、phpMyAdmin にも接続できなくなります。
phpMyAdmine から MySQL のパスワードを正しく変更する方法を解説します。
- WordPress データベースのパスワード変更設定箇所
- WordPress パスワード変更 phpMyAdmin(MySQLデータベース)
- WordPress wp-config.php のパスワード変更
- WordPress データベース(MySQL)パスワードのまとめ
- いつもお世話になっている WordPress 参考本
WordPress データベースのパスワード変更設定箇所
2 箇所の設定変更が必要です。
- phpMyAdmin からデータベースのパスワードを変更
- wp-config.php のパスワード
WordPress パスワード変更 phpMyAdmin(MySQLデータベース)
phpMyAdmin を有効にしている場合はhttps://ドメイン名/phpmyadmin
でログインすることができます。
[ 一般設定 ] にある「パスワードを変更する」をクリックします。
[ パスワードを変更する ] 画面に遷移します。
[[ パスワードを変更する ] 画面に遷移します。"]
パスワードハッシュはどれを選択しても良いですが、「ネイティブMySQL認証」が一般的かと。
ここで大事なのは、
- 自分で入力したパスワード
- ハッシュ生成されたパスワード
の両方を控えておく必要があります。
phpMyAdmin へのログインパスワード、WordPress の wp-config.php
で使うのは「ハッシュ生成されたパスワード」です。
WordPress wp-config.php のパスワード変更
データベースだけ変更しても、WordPress 本体の PHP で持っているパスワードを変更しないと WordPress からデータベースへ接続できなくなります。
設定変更箇所は wp-config.php です。(私の環境では /var/www/html 直下にあります)
以下の MySQL database password を記述する箇所を修正します。
/** MySQL database password */ define( 'DB_PASSWORD', 'password' );
パスワードは自分が入力したパスワードではなく ハッシュ生成されたパスワード を入力してください。
WordPress データベース(MySQL)パスワードのまとめ
以下 2 箇所を確実に変更しないとサイトが表示されなくなりますので注意しましょう。
- phpMyAdmin からデータベースのパスワードを変更
- wp-config.php のパスワード
ポイントは、生成されたハッシュパスワードを使うこと、です!