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【合格体験記】OCI(Oracle Cloud Infrastructure)Certified Architect Associate 認定資格試験受験まとめ

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OCI 認定資格試験種類とその一覧をまとめ

2021年10月時点では、各種別ごとに 2020 と 2021 の 2 つのバージョンがあります。

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の認定資格試験は、

  • 導入コンサルタント
  • 開発者
  • オペレーション担当者

の 3 種類の技能に対応しています。

種別 バージョン 認定試験
導入コンサルタント 2020 ・Oracle Cloud Infrastructure 2020 Certified Architect Associate
・Oracle Cloud Infrastructure 2020 Certified Architect Professional
・Oracle Cloud Infrastructure 2020 Enterprise Workloads Certified Associate
・Oracle Cloud Infrastructure 2020 HPC and Big Data Solutions Certified Associate
・Oracle Cloud Infrastructure Foundations 2020 Certified Associate
導入コンサルタント 2021 ・Oracle Cloud Infrastructure 2021 Enterprise Workloads Certified Associate
・Oracle Cloud Infrastructure 2021 HPC and Big Data Solutions Certified Associate
・Oracle Cloud Infrastructure Foundations 2021 Certified Associate
オペレーション担当者 2020 Oracle Cloud Infrastructure 2020 Certified Cloud Operations Associate
オペレーション担当者 2021 Oracle Cloud Infrastructure 2021 Certified Cloud Operations Associate
開発者 2020 Oracle Cloud Infrastructure Developer 2020 Certified Associate
開発者 2021 Oracle Cloud Infrastructure Developer 2021 Certified Associate

参考:認定資格一覧(日本語資格) https://www.oracle.com/jp/education/certification/allcertification-172551-ja.html#IaaSCloud

OCI 資格試験の難易度

Architect 系には Foundations, Associate, Professional と技術スキルの習熟度に応じた認定資格が用意されています。

  • Foundations:AWS や GCP などのパブリッククラウドの実戦経験がなく、OCI もはじめて使う、という初学者向けの試験です
  • Associate:OCI の設計・実装の実務経験がある人向け。業務で利用する範囲は限定的だと思いますが、普段使わない OCI の広範なサービスに対する設計と実装の知識が求められます。
  • Professional:OCI の特徴と適用サービスに最適な高度な設計や実装が求められる難易度が高い試験です。

OCI(Oracle Cloud)2020 Architect Associate 試験対策(1Z0-1072-20)

OCI Architect Associate 試験対策として私が行ったことは 4 つです。

  1. OCI を実際に触ってみる
  2. 参考書を一通り読む
  3. YouTube 試験対策ポイント解説セミナーを見る
  4. Udemy の OCI 対策講座を受講する

OCI を実際に触ってみる

AWS や GCP の試験も同じですが、実務での設計・実装ができるスキルがあることを認定する試験が Architect Associate です。

実際に触ってみたことが無くても、ペーパーでの試験勉強のみで合格はできます。が、やはり実際に触ってみたほうが騎乗での勉強の理解力、理解スピードが格段にあがるので無料の範囲でいいので手を動かすのが合格の近道です。

特に OCI は「Always Free」というプログラムがあり、特定のリソース利用の範囲において期間限定無しの無料で利用できます。

私は AWS, GCP などのパブクラで、マイクラのサーバ構築をいつも一通り行うことでおおよその使い勝手を学んでいます。(ただ、やってみたいだけw)

参考:【やってみた!】OCI上にマイクラサーバを構築してみた【Minecraft統合版(BE版)】 - Compass note

参考:【やってみた!】OCI上にマイクラサーバを構築してみた【Minecraft統合版(Java版)】 - Compass note

参考:【やってみた!】マイクラJAVA版のサーバーをAWSに構築してみたよ【Minecraftサーバの立て方】 - Compass note

参考:【超快適】iPad マイクラを PS5 コントローラーでつないでみた - Compass note

OCI(Oracle Cloud)の参考書を一通り読む

日本語の OCI 関連書籍は多くありません。

以下の 2 冊が比較的新しく発行されていて、かつ、網羅的にわかりやすい解説なので業務の普段使いでも利用しています。

Udemy OCI Architect Associate 試験対策講座を受講する

Udemy で日本語の講座はありませんが、英語の講座は多くあります。

英語に対して苦手意識が無いのであれば、試験対策問題が豊富にある講座を選択すると良い勉強になります。

AWS と異なり模擬試験問題集がなかなか無いので、試験直前の確認に使いました。

OCI 試験 申し込み方法

  1. OCI試験の公式ウェブサイトにアクセスして、試験日程と会場を確認します。
  2. 試験に参加するための条件を満たしているかどうかを確認します。条件には、年齢、国籍、学歴、職歴などが含まれます。
  3. 試験料をオンラインで支払います。試験料は一般的に10,000円ですが、試験の種類やレベルによって異なります。
  4. 支払いが完了したら、受験票をダウンロードして印刷します。受験票には、受験者の氏名、受験番号、試験日時、会場などの情報が記載されています。
  5. 試験当日は、受験票と本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)を持って会場に向かいます。試験開始の30分前までに入場手続きを済ませます。
  6. 試験は約3時間で、筆記試験と面接試験の2部構成です。筆記試験では、文法、語彙、読解、作文などの問題に回答します。面接試験では、自己紹介や一般的な話題について話します。
  7. 試験終了後は、結果発表を待ちます。結果発表は約1ヶ月後にオンラインで行われます。合格した場合は、OCI証明書を郵送で受け取ります。

OCI 試験問題

Oracle Cloud Infrastructure Architect Professional に求められる要件と難易度

Professional においては実践的な設計および実装ができることが求められています。

試験内容もより具体的な設計と実装内容が問われるため、実務経験がある人向けの試験と言えるでしょう。

実務経験がない人が受験する場合は、試験対策(傾向把握、模試受験など)を十分に行っていく必要があります。

  1. OCIでのソリューションの計画および設計 -- ビジネス要件および技術要件を満たすソリューションをプランおよび設計 -- N層アプリケーション、マイクロサービス、サーバーなしアーキテクチャなどのアーキテクチャ・パターンの作成 -- 高可用性および障害時リカバリを実現する設計スケーラブルでエラスティックなソリューション
  2. OCIでのソリューションの実装および操作 -- ビジネス要件および技術要件を満たすソリューションの実装 -- OCIでのソリューションの操作とトラブルシューティング -- OCIでのデータベースの設計、実装、操作
  3. データベースの評価および実装 -- データベースの操作とトラブルシューティング -- ハイブリッド・クラウド・アーキテクチャの設計
  4. 高可用性、帯域幅および待機時間の要件を満たすためのハイブリッド・ネットワーク・アーキテクチャの設計および実装 -- マルチクラウド・ソリューション・アーキテクチャの評価 -- オンプレミス・ワークロードのOCIへの移行
  5. オンプレミス・ワークロードをOCIに移行するための設計戦略 -- データベース移行の実装とトラブルシューティング -- セキュリティおよびコンプライアンスの設計
  6. セキュリティおよびガバナンスのためのソリューションの設計、実装および操作 -- コンプライアンス要件を満たすソリューションの設計、実装および操作